突然の失業や収入の減少により、家賃の支払いが困難になったとき、「生活保護」以外にも頼れる制度があることをご存じでしょうか?そのひとつが「住宅確保給付金」です。
住宅確保給付金とは?
住宅確保給付金は、失業や収入の減少などにより住居を失うおそれがある人に対し、一定期間、家賃相当額を自治体が支給する制度です。
生活保護とは異なり、「就職活動をしながら住まいを維持する」ことを目的としているため、働く意欲がある人を支援する制度といえます。
対象となる人は?
以下のような条件に当てはまる方が対象になります
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離職・廃業から2年以内、または収入が減少した方
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雇用保険を受給していない方も対象(要件あり)
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一定の収入・資産要件を満たしていること
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ハローワークに登録し、就職活動を行っていること
※詳細は自治体の福祉窓口や厚生労働省のサイトで確認できます。
どれくらい支給されるの?
支給額は地域ごとの「家賃の上限額」を基準に決まります。
たとえば岡山市の場合、単身世帯で月額上限40,000~45,000円程度(2025年5月時点)とされており、実際の家賃額に応じて支給されます。
支給期間は原則3か月(延長可能)です。
当社では、こうした制度の活用を検討されている方にも物件紹介や申請の情報提供などを行っています。
「今の住まいが続けられない」「収入が減って賃貸探しが不安」という方も、まずはご相談ください。
生活保護を受ける前に知っておきたい「住宅確保給付金」とは?